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新着情報

2019年3月8日  「遺伝子解析研究についてのご説明」で、研究期間が2013年8月〜2018年7月になっておりますが、2018年5月〜2023年5月までの延長申請が承認済みです。変わらず検査をお申し込み下さい。(遺伝子解析研究についてのご説明内の表記につきましては、追って変更いたします。)

2017年6月9日 サーベイランスの指針の変更にともない、プリオン蛋白遺伝子検査の申し込み方法が変わりました。プリオン蛋白遺伝子検査案内をご確認の上お申し込み下さい。

2014年4月3日 硬膜移植後クロイツフェルト・ヤコブ病を取り巻く問題点をまとめた論文Acta Neuropathol Cummunに掲載されました。硬膜移植後クロイツフェルト・ヤコブ病には異なる臨床病理像を示す2つのグループ(プラーク型と非プラーク型)があることが知られていました。われわれはモデル動物を用いた感染実験により、これらの2つのグループでは感染源となったプリオン株が異なることを明らかにしました。さらにこの研究により、プラーク型は潜伏期間が長いために今後もしばらく発生が続く恐れがあること、プラーク型のプリオンに対する有効な不活化法の開発が緊急の課題であることが示されました。この論文では硬膜移植後クロイツフェルト・ヤコブ病に関するこれらの問題点を分かりやすく説明しています。

2014年4月1日 アジア太平洋プリオンシンポジウム2014の演題および事前参加登録を募集中です(演題締切4月10日、事前参加登録締切6月30日)。
APPS2014

2014年3月31日 10年間にわたり多くの研究成果を挙げてきた日本血液製剤機構(旧 三菱ウェルファーマ株式会社/株式会社ベネシス)との共同研究が2013年度をもって終了しました。

2014年2月20日 異常型プリオン蛋白の構造モデルを提唱する論文Structureに掲載されました。異常型プリオン蛋白の立体構造の解明はプリオン研究の最大の課題のひとつとなっています。この論文では、1アミノ酸変異を導入した2641種類の変異プリオン蛋白を作製し、それぞれについて異常化しやすさを調べ、その結果を元にこれまで提唱されている立体構造モデルの妥当性を評価しました。さらに、妥当性の高かったモデルを発展させて、より洗練された構造モデルを提唱しています。

2014年1月25日 竹内敦子助教が「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」により1年間英国Edinburgh大学へ留学します。

2013年11月13日 孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病-MV2の新たな分類法を提唱する論文Acta Neuropathol Communに掲載されました。MV2には病理像と異常型プリオン蛋白の生化学的性質の異なる3つのグループが含まれることが以前から知られていましたが、その理由は明らかではありませんでした。この論文では、マウスへの感染実験を含むMV2の包括的な解析をおこない、3つのグループではそれぞれ起源となった(最初に形成された)プリオンの株が異なることをつきとめました。これらの結果に基づいてMV2の新たな分類法を提唱しています。さらにこの研究により、MV2では臨床経過が長い理由、MV2が硬膜移植後クロイツフェルト・ヤコブ病の感染源となった可能性なども明らかになりました。

2013年6月21日 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染性に関する論文J Biol Chemに掲載されました。この論文では (1) 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病がこれまで感染しにくいと考えられていたプリオン蛋白遺伝子型の人にも感染する可能性があること、(2) 感染した場合は従来の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の病型と異なる病型を示す可能性があること、(3) この遺伝子型の人で起きた変異型クロイツフェルト・ヤコブ病も従来の症例と同様にプリオン蛋白遺伝子を改変したマウスを用いて他のプリオン病との鑑別診断が可能なこと、を明らかにしました。現在までにこの遺伝子型の人における変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生は報告されていませんが、この研究は今後そのような患者さんが現れる可能性を示しています。

2013年5月29日 アジア太平洋プリオンシンポジウム2013の事前参加登録を募集中です(6月28日締切)。
APPS2013

2013年5月20日 Webサイトをリニューアルしました。